鬼滅の刃11巻を読んだ感想をネタバレありで書きました。
ネタバレがあってもOKだよという方のみお進みくださいませ。
鬼滅の刃11巻はバトル漫画史上トップクラスに熱い戦いと、悲しき兄妹の話でした…。
鬼滅の刃11巻-ネタバレあり感想
1. 上弦の陸との戦いが決着
鬼滅の刃を読んでいていつも思うのが、「本当にピンチがピンチのように感じる」というのがすごいと思うんですよね。
主人公の炭治郎や善逸達が死ぬ訳がないと分かっていてもやられてしまうんじゃないかという緊迫感が常に付きまとってくるのが読んでいて感心してしまうところ。
今回の11巻、上弦の陸との戦いでも何度手に汗握ったことか。
他のバトル漫画なんかだと、主人公達がピンチになるとすぐに増援が来たり、隠していた奥の手(読者からあることばればれな必殺技)を出して「はい、勝利」みたいな感じですが、鬼滅の刃は本当に熱い。
藤の花の毒を塗ったクナイで動きを止めて、いまださあいけるか⁉︎という展開から、上弦の血鬼術で逆転される。
伊之助が堕姫の頸をとったと思ったら妓夫太郎に伊之助がやられる。
そして、その後の大ピンチからの炭治郎の機転を効かせた反撃からの挽回。
やっぱり。小道具や頭を使った(複数の意味で)があると戦闘も読んでいて面白さが増しますよね。
完全に個人的な好みにはなりますが、やっぱり戦闘は頭を使ったものが面白いと思うんですよ。
HXHやジョジョ、鬼滅の刃はそれらの作品に近い戦闘の面白さを感じます。
また、頭を使った戦闘に加えて、仲間とうまく連携して敵を倒すというのもまた胸熱ポイントなんですよね。
一人では倒せない敵を仲間と協力して倒す。
鬼滅の刃はそのあたりの描き方が非常にうまいと感じます。
また、基本的に鬼の方が圧倒的な戦況有利な状況のはずなのに、それを鬼殺隊メンバーが協力して攻略していく。
その過程が読んでいて引き込まれるポイントだと思います。
11巻のラストも善逸と伊之助で協力して堕姫の頸をとり、妓夫太郎の頸を炭治郎と字髄の協力プレーで倒すという最高に熱い展開。
この11巻の戦闘は鬼滅の刃以外のバトル漫画を含めても、かなり上位に入る面白さだったと思います。
2. 堕姫と妓夫太郎の悲しい悲しいお話
これまで多くの悪行をおこなってきた堕姫と妓夫太郎な訳ですが、この二人の過去の話はとにかく悲しさでいっぱいでした。
普通に感情移入して読んでしまって、堕姫と妓夫太郎が可哀想になってしまいました。
鬼滅の刃のえげつないところは子供がストーリー上で普通に不幸な目にあうというところなんですよね。
そもそも1巻から炭治郎の家族が亡くなっているところからそれは始まっている訳ですが、今回の堕姫と妓夫太郎の話も同様に残酷でした。
最後、堕姫と妓夫太郎が言い合いをしているところで、炭治郎が妓夫太郎の口をおさえて「嘘だよ」というところなんて泣きそうになってしまいましたからね。
その後も、妓夫太郎の想像する堕姫のあったかもしれない未来の空想、堕姫が泣きながら妓夫太郎におんぶされるシーンなんて何回読んでも泣きそうになっちゃいます。
最後に堕姫と妓夫太郎が少しは救われたようなかたちで終わってくれて本当によかった…泣。
一話程度のボリュームで人の感情を動かせる(過去)話をかける吾峠先生は本当にすごいストーリーメーカーだと思います。
おわりに
上弦の陸との戦いに決着がついて、12巻では残りの上弦が登場。
いったい今後どのような話展開になっていくのか非常に気になるところです。
上弦の陸でこれだけ苦労した訳ですから、一から五の力はどれ程なのか。
12巻はすでに発売されているので、もし未読であればすぐに買って読みましょう。
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