これから子供が生まれる、兄弟が増える。もしくはこれから子供をつくる予定。
そんな時に、どんな賃貸住宅を選んだらよいのかって悩みますますよね。
間取りは?何階がいいのだろう、どんな物件にしたらいいんだろう?
今回この記事では、子育てをしやすい賃貸住宅の選び方を私の経験も交えながらお伝えいたします。(現役で2児の子育て中@賃貸)
間取りや部屋数から、実際に子育てしてみないと気付けないポイントまで含めて7つの観点からお話しします。
是非、あなたの物件選びの参考にしてみてください。
目次
1. 子育て世代の賃貸の選び方【間取りや階層について】
1-1. 間取り・部屋数について
賃貸で子育てをするのであれば最低でも1DK、欲を言えば2DKは欲しいですね。
やはり、日中活動する部屋と寝室は分けたいものですし、荷物や普段使わないものをしまっておくような部屋が最低一部屋は欲しいものです。
部屋数が多ければ、万が一夫婦どちらかがインフルエンザにかかったりした時に一つの部屋に隔離しておくなんていうこともできます。
ただ、今度部屋数が多すぎて、広すぎるようになると片付けや掃除をするスペースが増える、家賃が増えるなどのデメリットも出てきます。
なので、そこは子供の人数や荷物の量、払える賃貸料を考慮して判断するようにしましょう。
関連記事:面倒な家事のやる気出ないを解決する5つの方法【少しでも家事を楽する考え方】
1-2. 1階、2階〜?子育て中は1階を選ぶのがおすすめ
子育て中なのであれば、賃貸の階層は1階を選ぶのもおすすめです。
何故1階なのかというと、子供が1歳以降の年齢になった時にやはり部屋の中を飛んだり跳ねたりしまくるからです。
どんなにおとなしい子でも、家の中を走り回らないということはないでしょう。
その時に1階であれば、階下への騒音を気にしなくていいという大きなメリットが得られます。
これに加えて、1階であれば子供が間違ってベランダから落ちるということもありませんし安全面でも安心と言えます。
子供が小さければ、抱っこした状態でおむつや買い物袋などの重い荷物を持つ必要があるので、2階や3階まで階段を上るのが大変だったりします。
また、ベビーカートを利用する時にも特にこの影響を受けますね。
実際に私や妻も子供を連れての階段には日々苦労しています。
朝の保育園送迎の時も、「階段が少なければもっと早く車までたどり着けるのに」などと思ったりもしています。
つまり、子育て中の特に子供が小さいうちは賃貸階層は1階がおすすめです。
1-3. 騒音クレーム対策に防音性の高い物件を選ぶ
前述の階層は1階がおすすめという話でも出しましたが、子供というのは部屋の中でもよく跳ね走り回ります。そのため結構な物音がします。
子供がさらに、ちいさく赤ちゃんとなると鳴き声、夜泣きなど気になることも多いのではないでしょうか。
そういった観点から考えると、やはり防音性の高い賃貸を選べれば、周りに迷惑をかけるんじゃないかという心配を無くすことができ、ストレスなく過ごすことができます。
なので、木製アパートと鉄筋コンクリート製の賃貸を選択できるのであれば、鉄筋コンクリートタイプを選びましょう。
実際、我が家も鉄筋コンクリート製の賃貸に住んでいますが、隣の部屋や他の階の物音というのは全く気になりません。
また、賃貸の場合、子供の泣き声の他にも洗濯機の振動・音が気になったりするものです。
木造の場合には「夜中に洗濯機を使えない」なんていうこともあるかもしれませんが、鉄筋コンクリートの場合にはそのリスクを抑えることができます。
この他にも夜中に掃除機を気兼ねなく使えるか、などの面からも鉄筋コンクリートがやはりおすすめになります。
関連記事:【共働き】子育て中なら揃えたいおすすめの便利家電9つ【家事時短】
2. 子育て世代の賃貸の選び方【立地等のチェックポイント】
2-1. 他の居住者にどのような人が多いか傾向を事前に確認しよう
これから住もうとしている賃貸・地域にどのような人達が住んでいるのか、その傾向だけでも事前に確認したいものです。
例えば、学生が多かったりすると夜中まで騒いでうるさいなんていうことも普通にありますし、独身男性が多めだと赤ちゃんの鳴き声に耐性や理解がないためにクレームに発展するなんていうことが起きる可能性があります。
そのため、なるべくならファミリー層が多く住んでいる物件を選びたいものです。
ファミリー層が住んでいるならば、子供が泣きやまない時などに「お互い様感」も生まれますし、何かあった時は協力するなんていうこともできます。
実際我が家でも、他の階の子育て中の方と知り合いになり子育ての情報共有や、子供の服を譲ったり譲られたりということをしたりしています。
2-2. 保育園・小学校は近いか?
子育て中に賃貸を選ぶ上で、保育園や小学校が近いかというのも大きなポイントの一つになります。
保育園が近ければ、朝仕事に行く時に預けるのも楽ですし、小学校が近ければ子供の通学が楽になりますし、安全の面でいっても安心です。
なので、これから住もうとしている物件を探すタイミングで、保育園や小学校の情報についてもしっかりと調べるようにしましょう。
最悪の場合、保育園が通勤ルートの真逆にあり、朝・夕すごい時間のロスをするなんてことにもなります。 万全をきして抜かりないようにしましょう。
子育てはただでさえ時間がかかるものですから、なるべく効率よくまわしていきたいものですよね。
時間効率を突き詰めることで、子育て中であっても自分の時間を確保したりできるようになります。
そのあたりの子育て中の「自分時間のつくりかた」については、下記に書いているので、そちらもぜひ読んでみてください。
関連記事:現役共働き夫婦が実践する子育て中「自分の時間」のつくりかた【体験談ベース】
2-3. 病院(小児科・内科)が近くにあると安心
子供が小さい時というのは本当によく風邪をひくので、しょっちゅう小児科にお世話になることになります。
実際我が家でも、冬場などは2週に一回は必ず小児科に行っていると言っても過言ではありません。
なので、子供を育てる住環境としては、賃貸の近くに病院があると安心かつ移動の手間が少なくて済むので楽をできるというメリットがあります。
仮に子供が風邪をひかないにしても、子供が小さいうちは多くの各種予防接種を受けることになるので、いずれにしても病院へは赴かなければなりません。
そのため、子育てを考えた上で引っ越すのであれば、住む予定の場所の近くに小児科や内科の病院があるかしっかりチェックしておきましょう。
関連記事:子供がインフルエンザや高熱でも会社休めない時に利用したいサービスまとめ
2-4. コンビニが近くにあるとやっぱり便利
子育て中も住む場所の近くにはコンビニがあると生活はしやすいです。
例えば、ちょっとした調味料がないとか、そういった時に小さい子供を連れてスーパーまで行くのは非常に億劫ですが、コンビニであればまだ行くことが可能です。
また育児中、「今日はもう疲れたご飯作る元気なんて残っていない」という時がしょっちゅうあると思いますが、コンビニが近くにあればすぐに食事を買いに行くこともできます。
我が家でも実際、夫婦ともに疲れきっている時や、料理を作る時間がない(子供お腹減りすぎ)の時にはよくコンビニで食事を済ませてしまうことがあります。
関連記事:【実録】共働きで2児の子育て、食事・夕飯を我が家はこう乗り切った
まとめ
本記事で紹介した、子育て世代の賃貸の選び方7つをまとめると以下のようになります。
- 最低でも1DK、2DK以上は部屋数が欲しい
- 子育て中であれば階層は一階もおすすめ
- 防音の観点から木製より鉄筋製の住宅がおすすめ
- 入居前に他の居住者情報を手にいれる
- 保育園や小学校の近い物件を選ぼう
- 病院も近いと何かと安心
- コンビニも近くにあるとやはり便利
これらのポイントを押さえた上で、家族にあった、最適な物件探しに取り組んでみてください。
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